• Interview

2021.09.17 Fri

チャレンジャー紹介:長谷川 祐子さん

 

フリーのライターというキャリアの中で様々なメディアの執筆を手掛ける長谷川氏。今回のNOROSI Startup HUBではメディアを創りたいという。

 

一見、レッドオーシャンともいえるメディア領域において長谷川氏が成し遂げたいことは何なのか。今回はプロジェクト発足の経緯や事業の大義についてインタビューをいたしました。(インタビュアー:深澤)

 

 

写真左:長谷川 祐子(長谷ゆう)

D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)ライター

生まれ育った神戸市内の大学に在学中に、広汎性発達障害(こだわりの強さなど)の診断を受ける。東京都内で官庁での調査業務、外資系通信社での経済ニュース翻訳記者を経て、フリーランスで発達障害や障害者雇用の知見を活かし取材・執筆・翻訳。ビジネスSNS・リンクトインで「2020年版トップボイス・最も人を惹きつけるクリエイター10人」に選ばれた。13年間東京で活動し、コロナ後のリモートワーク化が進んだことを機に今年6月に神戸に戻って過ごすようになる。

自らの経験から見えてきた「凹凸があるからこそ気づける情報」

 

深澤:

本日はよろしくお願いします!早速ではございますが、長谷川さんは今までどのようなことをしてこられたのでしょう?

長谷川:

私はこれまで、ライターや翻訳者をフリーランスでやってきました。外資系通信社での経済ニュース翻訳記者を経て、フリーランスで発達障害や障害者雇用の知見を活かした取材・執筆・翻訳などを行ってきました。

 

深澤:

なんだかすごいです(笑)。

 

長谷川:

ありがとうございます(笑)。英語による海外のダイバーシティに関する情報をリサーチしてまとめた日本語記事を執筆することもありますね。

 

深澤:

英語を扱えることがうらやましいです。今回はどのようなプロジェクトを立ち上げるご予定ですか?

長谷川:

「ビジネスの多様性を進めるウェブメディアを立ち上げて、ビジネスパーソンに影響力のある存在に育てたい」というプロジェクトです。

 

深澤:

なぜこのようなメディアを創りたいと考えたのでしょう?

 

長谷川:

日本では、こういったダイバーシティといった文脈をコアにおいたメディアってまだ少ないんですよね。なので社会課題の解決に対して意識して始めている、もしくは始めたいと思っている方々に対して需要が見込まれるんじゃないかと考えています。そういった方々にタイムリーに集中的に定期的に情報が行き届くプラットフォームを整えたいと考えています。

 

具体的にいうと、ニューロダイバーシティ(発達障害など脳神経多様性)、障害・難病、メンタルヘルス、ジェンダー(男女、性的少数者)、いじめ・ハラスメント、働き方、デジタルトランスフォーメーション、グローバル化、地方暮らしなどをテーマにしたいと考えています。

 

深澤:

メディアの力を使って、社会課題を解決することに貢献したい、という想いからでしょうか。

 

長谷川:

そうですね。ビジネスにおいて障害がある方や多様な人々を活かすことが価値をもたらす、ということを伝えていきたいのです。

 

深澤:

ダイバーシティや発達障害といった文脈に着目した経緯は?

 

長谷川:

はい。私自身、発達障害ゆえにいじめやメンタル不調に苦しんだ経験があるんですね。友達が出来なかったり職場になじめなかったり、その他にも多くの挫折をしたのですが、自分らしく生きることを諦めずにやってきました。

 

また外資系通信社で働いていたときにダイバーシティ&インクルージョンに出会って、そこで「障害のある方が活躍できる環境を整えよう」というコミュニティに参加し活動していったことや、「差別やハラスメントをなくそう!」と声を上げる運動を使命感を持って報じている先輩方の姿を見て「多様性はビジネスに価値をもたらす」と信じるようになりました。

 

深澤:

なるほど。ご自身の経験からこの領域への価値を見出したということですね。

 

長谷川:

そうですね。そう信じるようになってからダイバーシティや発達障害に関する記事を執筆するようになりました。そのようななか、ビジネスSNSのリンクトインで「2020年版トップボイス」に選ばれたのです。フォロワー数は約1万人になりました。こうした活動は「能力の凹凸ゆえに活躍できる場があまりない」という自分の問題を解決するために始めたのですが、今では「凹凸があるからこそ気づける情報がある」と考えるようになりました。そういった経験から、メディアを立ち上げようと考えるようになったのです。

 

深澤:

すごいです。確かにnoteの記事を見てみても今までにないような切り口で世の中の出来事を切り取られている印象を受けました。

 

長谷川:

はい。車いす生活で引きこもりがちだったけれど、カリフォルニアに留学して英語と映画漬けの生活をし、帰国してYOUTUBERとして活躍している女性の記事や、企業のバリアフリーや障害者の雇用をトップダウンで進める国際運動に世界の名だたる企業500社が参加し日本にもその流れが来ているという記事や、海外と日本のダイバーシティの違いは何なのかを考察した記事などを、様々な視点で執筆しています。

創りたいのは、多様な人材を受け入れ、活用できる世界

 

深澤:

長谷川さんらしい切り取られ方ですね。ダイバーシティをこれから作るメディアで発信していった先、長谷川さんはどのようなことを成し遂げたいとお考えでしょう?

 

長谷川:

そうですね。多様な人材を活用して、働き方を生産的でクリエイティブにし、社会課題を解決しよう、と伝えること。日本だけではないですが、少子高齢化から働き手の人口減少が目に見えている世の中において、色んな人を活用していかなければ日本の経済が立ち行かなくなります。ですので、このメディアを通じて社会課題の実態を伝えながら、日本を支えていく働き手として、多様性を活用していける世の中を創りたいと思っています。

 

深澤:

ありがとうございます。長谷川さんのご経験から生み出されたアイデアだけに納得感がありますし、確実にこのようなメディアは必要だな、と感じました。

 

長谷川:

ありがとうございます!

 

深澤:

では、最後にこのプロジェクトを共に成功させるチームメンバーとしてどのような方に入っていただきたいですか?

 

長谷川:

はい、

☑「多様性はビジネスに価値をもたらす」と信じて「本気で社会を変えたい」というぶれない志を持つ人

☑「自分が変われば、周りも変わる」「人を責めず、仕組みを疑う」というマインドセットの人

☑読まれるコンテンツ作りを一緒に考えていける人

☑ウェブメディア高収益化のためのアドバイスをいただける人

☑ウェブのコーディング、プログラミング、デザイン、編集、ライティング、翻訳、動画制作、マーケティングなど、ウェブメディア制作・運用を担う人

☑海外の多様性や働き方などの事情に明るい人

☑様々な多様性課題について、当事者目線で発信する人

☑制約条件が大きいかつ成長意欲が高い人

☑肩書きがないかつ変革を渇望する人

☑オンラインでの発信に長けた人

☑副業人材歓迎

☑リモートワーク人材歓迎

ですね。

 

深澤:

かなり明確なペルソナ、ありがとうございます!社会課題に寄り添う素敵なプロジェクトと感じています。頑張ってください!

 

長谷川:

ありがとうございます!